ワインが出来るまで
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ぶどう栽培
せらワイナリーでは、世羅町内約30戸の法人・個人農家と契約して、ぶどうの栽培を行っています。品種はハニービーナス、マスカット・ベーリーAをはじめ、シャルドネやメルローといったワイン専用種も栽培しています。同じ町内、同じ品種でも栽培場所によって気候・気温が違い、その圃場ごとにブドウの個性が出ます。
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収穫(時期の運用・管理)
収穫時期が近付くと、各圃場ごとに糖度や酸度を分析し、適正な収穫時期を決定します。
収穫されたブドウは世羅町内からたくさん運ばれ、仕込作業がスタートします。 -
仕込(除梗・破砕)
除梗破砕機を使用し、収穫されたブドウの梗(茎)を取り除き、果実を軽く破砕します。
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圧搾・醗酵
●白ワイン…果実を搾り、果汁だけをタンクに入れ醗酵させます。
●赤ワイン…実・皮・種も一緒にタンクに入れ醗酵させます。醗酵後に搾汁する事でワインを取り出します。ワインの「甘口」と「辛口」
ワインの醗酵とは、酵母の働きにより、ぶどうの糖分がアルコールへと変化する事です。
甘口ワインは糖分は残したまま醗酵を終わらせてつくります。
辛口ワインは糖分がなくなるまで醗酵を続けさせてつくります。 -
熟成
醗酵後は、タンクの中でゆっくりと不純物を沈め清澄度を高めながら、ワインを熟成させます。
熟成は早ければ数か月、長いものでは数年かかります。
また、タンクは色々なサイズが30基あります。熟成は酒質によって木樽も使用します。 -
瓶詰
飲み頃をむかえたワインを瓶に詰めます。
お客様へお届けできる商品として仕上がる瞬間です。