みどりの食料システム戦略研修会 ~グリーンな栽培体系への転換をどうすすめるか~を開催しました。10月13日(木)
みどりの食料システム戦略研修会
~グリーンな栽培体系への転換をどうすすめるか~
農林水産省は2021年5月、「みどりの食料システム戦略」を策定し、2050年までに目指す姿として次のような目標を掲げています。
1.農林水産業のCO2ゼロエミッション化の実現
2.化学農薬の使用量をリスク換算で50%低減
3.化学肥料の使用量を30%低減
4.耕地面積に占める有機農業の取組面積を25%、100万haに拡大
5.2030年までに持続可能性に配慮した輸入原材料調達の実現
6.エリートツリー等を林業用苗木の9割以上に拡大
7.ニホンウナギ、クロマグロ等の養殖において人工種苗比率100%を実現 等
今後、国としてこれらの目標の実現に向けて、調達から生産、加工・流通、消費における関係者の意欲的な取組を引き出すとともに、革新的な技術・生産体系の開発と社会実装に取り組んでいくこととしています。
「みどりの食料システム戦略」及び関連資料は農林水産省ウェブサイト
研修会では、講師として農林水産省中四国農政局のご担当者をお招きし、みどりの食料システム戦略に関する理解を深めるとともに、化学農薬・化学肥料の低減をはじめとするグリーンな栽培体系への転換を進めるために必要な知見を得ることを目的として次のとおり開催しました。
1.開催趣旨
みどりの食料システム戦略に関する理解を深め、グリーンな栽培体系への転換を進めるために必要な知見を得る。
2.主催 ヒョウモンモドキ保全地域協議会、㈱セラアグリパーク(せら県民公園指定管理者)
3.後援 世羅町(申請中)
4.日時 令和4年10月13日(木)9:30~11:30
5.会場 甲山農村環境改善センター
世羅町大字西上原123番地1(世羅町役場本庁舎となり)
6.内容(次第)
・開会 (9:30)
・講演 (9:35)
「みどりの食料システム戦略が目指すこと」
~グリーンな栽培体系(化学農薬・化学肥料の低減等)への転換をどうすすめるか~
講師 天野 多美さん (農林水産省中国四国農政局 生産部 生産技術環境課 課長補佐)
・休憩 (10:35)
・質疑・意見交換・関係機関からの情報提供等 (10:45)
・閉会 (11:30)
7.定員 50名程度
8.対象者 農業者、農業生産法人、生産者組織、JA、行政機関、その他関心のある方
9.参加費 無料
研修会では世羅高校農業経営科3年生の皆さんから、10月25日(火)から27日(木)にかけて北陸三県で開催される日本学校農業クラブ全国大会で発表するヒョウモンモドキ保全と環境保全型農業に関する活動について紹介して頂きました。